【小林じんこ先生への30の質問】
- デビューはいつ頃ですか?
1984年です
- デビュー作のタイトルは?
『メジャーな巻き尺』
- デビュー作の簡単なストーリーを教えてください
巻き尺を小物に使ったラブメです
- デビュー作でもっとも描きたかった事は?
他の作家さんにはない自分色。男性作家さんが描くのとは違う本物の女の子キャラ
- デビューした雑誌は?
ヤングマガジン増刊号
- どのような形でデビューしましたか?(マンガ賞受賞作、持ち込み作など)
ヤンマガ投稿3度目の作品が載りました。(1作目は選外佳作)
- デビュー作はマンガを描き始めてどのくらい(期間)でしたか?
ノートに描いていたりを入れると13年めくらい
- またそれは何作目ぐらいでしたか?
ペンで描いて完結したモノとしては7作品目
- その頃の本業(学生、フリーターなど)はなんでしたか?
プー太郎
- その頃は本気でマンガ家を目指していましたか?
目指してました
- もしマンガ家としてデビューしていなければどんな仕事につくつもりでしたか?
まったく考えてませんでした
- マンガ家デビューの際の家族の反応はいかがでしたか?
「良かった!!」
- 目標としていたマンガ家さんがいたら教えてください
くらもちふさこ先生
- そのマンガ家さんのどこにひかれていましたか?
リアルなカッチョいい男性キャラ。みごとなストーリー作り
- デビュー作の原稿料または賞金は何に使いましたか?
たぶん飲み食いで消えたと思います
- デビューが決まった時の感想は?
「やった〜!!」
- デビュー作が実際に雑誌に掲載された時の感想は?
「ち 小さい!!」(原稿が縮小されて載っていたので)
- デビュー前後でマンガに対する考えかたに変化はありましたか?
純すいなモノが収入を得る道具になりました
- デビューの頃、編集者と打ち合わせをどの程度していましたか?
ほとんどしてません
- その頃編集者との打ち合わせでためになった事は?
「目が死んでる」「時間の経過がわかりづらい」という指摘
- 逆に編集者との打ち合わせで苦労したのはどんなときですか?
特にないです
- 編集者との打ち合わせなどはどのような形でしていましたか?
デビューの頃は飲み食いさせて頂くばかりでした
- 編集者とのつきあいで思い出に残るエピソードがありましたら教えてください
そのデビュー作は現在編集部で行方不明になっております
- デビューの頃、良きライバルとか、語り合えるマンガ家さんはいましたか?
岡田ユキオさん、くさのあきひろさん
- デビューの頃、マンガ家として成長していくために特に何かした事、勉強した事などはありますか?
何もないです
- デビューの頃、マンガ家として特に何か悩んだ事などはありますか?
漫画家にはなりたかったのですが、『連載漫画を描く』という事はまったく思ってもいなかったので勝手がよくわからなかったり、つらかったりで「しまった」と思いました
- デビュー作を今の自分が再評価すると100点満点中何点?
100点満点
- またその理由は?
今、失ってしまった感性がキラキラとまぶしい…
- マンガ家としてデビューするために必要な事はなんだと思いますか?
ー思い込みー
- これからマンガ家を目指す人達になにか一言
がんばって下さい!!
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茨城県土浦産。
1984年、講談社ヤングマガジン増刊号で『メジャーな巻尺』でデビュー。同年、『風呂上がりの夜空に』で連載開始。少女漫画的タッチとストーリーの中に独特のテンションンのギャグが散りばめられた、「デビューした時から何者でもない小林じんこワールド」というようなこの作品は、多くの読者の心を捕らえ、テレビドラマ化もされた。(単行本は全5巻)
その後、同誌で『りなことお兄ちゃん』(第1巻)や、ぶんか社『おサルでワン!』(全2巻)などを執筆。2002年には、講談社イブニングで『ごちそうメレンゲ』を数回掲載以降休筆状態に。
今回の読み切りは、約4年ぶりの新作になるが、「小林じんこワールド」健在です!。
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