【河方かおる先生への30の質問】
- デビューはいつ頃ですか?
大学4年の時
- デビュー作のタイトルは?
『TVジャッカー』
- デビュー作の簡単なストーリーを教えてください
TVプロデューサーを目指す高校生ADの少年が、他局の敏腕プロデューサーの父親と、
視聴率をかけて勝負する話
- デビュー作でもっとも描きたかった事は?
頑張れば必ず見てくれている人がいる…みたいな読んでて心地よいお話
- デビューした雑誌は?
「マガジンFRESH」」
- どのような形でデビューしましたか?(マンガ賞受賞作、持ち込み作など)
持ち込み→月例賞入選→会議で掲載決定
- デビュー作はマンガを描き始めてどのくらい(期間)でしたか?
3〜4年くらい
- またそれは何作目ぐらいでしたか?
5〜6作めくらい
- その頃の本業(学生、フリーターなど)はなんでしたか?
大学生
- その頃は本気でマンガ家を目指していましたか?
就職活動したくなかったので3年頃から必死でした(笑)
- もしマンガ家としてデビューしていなければどんな仕事につくつもりでしたか?
会社員か公務員
- マンガ家デビューの際の家族の反応はいかがでしたか?
驚いてました
- 目標としていたマンガ家さんがいたら教えてください
たくさんいすぎて…大抵の漫画家さんは好きです
- そのマンガ家さんのどこにひかれていましたか?
人によって色々です。 絵柄やデッサン力だったり、ストーリーの上手さだったり、
センスだったりetc.
- デビュー作の原稿料または賞金は何に使いましたか?
生活費とか
- デビューが決まった時の感想は?
やったーっ!!
- デビュー作が実際に雑誌に掲載された時の感想は?
地面がぐにゃりと揺れる感じ。未熟すぎて…
- デビュー前後でマンガに対する考えかたに変化はありましたか?
読者を意識するようにはなりました
- デビューの頃、編集者と打ち合わせをどの程度していましたか?
週1くらい
- その頃編集者との打ち合わせでためになった事は?
見せ場の作り方やキャラの動かし方とか、今でも修行中です
- 逆に編集者との打ち合わせで苦労したのはどんなときですか?
エピソードの入れ方や削り方
- 編集者との打ち合わせなどはどのような形でしていましたか?
ネームを持って行って、話し合い
- 編集者とのつきあいで思い出に残るエピソードがありましたら教えてください
まだ携帯が普及していなくてネットもダイヤルアップ接続の頃、原稿を提出して
思う存分ネットをしてたら、夜中の午前2時半頃「ピンポーン」と呼び鈴が。
びっくりして出たら担当さんが。
急ぎの描き直しがあったので電話したけど繋がらない(ネットしてたので)との
ことでタクシーでやって来られたのでした。
申し訳なくて大反省して携帯買いました
- デビューの頃、良きライバルとか、語り合えるマンガ家さんはいましたか?
デビュー前からずっと仲良い漫画家さんはいます。 他誌なので本音で話せます(笑)
- デビューの頃、マンガ家として成長していくために特に何かした事、勉強した事などはありますか?
たくさん読書するようにはしてます。今も
- デビューの頃、マンガ家として特に何か悩んだ事などはありますか?
いっぱいあります。デッサン力とかキャラの魅力とかetc.
今もですが、永遠の課題です
- デビュー作を今の自分が再評価すると100点満点中何点?
40点
- またその理由は?
マイナス60点は未熟なところ
- マンガ家としてデビューするために必要な事はなんだと思いますか?
人の意見もよく聞くこと
- これからマンガ家を目指す人達になにか一言
最終的には根性でしょうか…
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東京都出身。週刊少年マガジン(講談社)『TVジャッカー』でデビュー。
以来、マガジンSPECIAL(講談社)等で、読み切り作品やラブコメ漫画を執筆。 代表作は『もっとGOOD KISS!』『GOOD KISS! Version 2.0』『OPEN SESAME』などで、いずれも安定した人気を獲得し、長期連載を果たしている。 その作風は、やわらかいタッチと期待を裏切らないしっかりとしたストーリーで、読者から支持されている。
比較的早い時期から、作画や着色にMacintoshを導入するなど、漫画製作に関して意欲的に活動している。
河方かおる先生のH↓
「KAIRU'S ROOM」
http://www.kawakata.com/
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