プロとして活躍しているマンガ家さんたちもかつては新人さんだった(あたりまえだけど)。新人のマンガ家さんにとってデビューは良きにつけ悪しきにつけ、忘れられないターニング・ポイント。このコーナーでは、マンガ家さんのデビューの頃の話を質問形式で語ってもらいます。
【第34回目のゲスト/小田原ドラゴン先生】
【小田原ドラゴン先生への30の質問】
  • デビューはいつ頃ですか?
    1997年5月

  • デビュー作のタイトルは?
    『僕はスノーボードに行きたいのか?』

  • デビュー作の簡単なストーリーを教えてください
    皆でスノーボードに行くのに一人だけ誘われないっていう…

  • デビュー作でもっとも描きたかった事は?
    仲間外れにされたときの悲しさ

  • デビューした雑誌は?
    ヤングマガジン増刊号赤BUTA

  • どのような形でデビューしましたか?(マンガ賞受賞作、持ち込み作など)
    ヤンマガ月間賞受賞 奨励賞

  • デビュー作はマンガを描き始めてどのくらい(期間)でしたか?
    2ヵ月くらい

  • またそれは何作目ぐらいでしたか?
    2作目

  • その頃の本業(学生、フリーターなど)はなんでしたか?
    酒屋の配達

  • その頃は本気でマンガ家を目指していましたか?
    一応本気。今から考えるとどうだか…

  • もしマンガ家としてデビューしていなければどんな仕事につくつもりでしたか?
    配送の仕事

  • マンガ家デビューの際の家族の反応はいかがでしたか?
    親とは口を利いてなかったので反応はナシ

  • 目標としていたマンガ家さんがいたら教えてください
    はた万次郎さん

  • そのマンガ家さんのどこにひかれていましたか?
    この人のエッセイ漫画を見て漫画家って楽しそうと思った

  • デビュー作の原稿料または賞金は何に使いましたか?
    当時流行っていたブルセラビデオかなんかを買ったと思います

  • デビューが決まった時の感想は?
    俺の時代が来るな(いまだ来ず)

  • デビュー作が実際に雑誌に掲載された時の感想は?
    自分だけ絵が恐ろしく下手なんで驚いた

  • デビュー前後でマンガに対する考えかたに変化はありましたか?
    特にナシ

  • デビューの頃、編集者と打ち合わせをどの程度していましたか?
    月イチくらい

  • その頃編集者との打ち合わせでためになった事は?
    特にナシ

  • 逆に編集者との打ち合わせで苦労したのはどんなときですか?
    苦労じゃないけど、編集は皆いい大学を出てるので、こいつら内心俺の高卒をバカにしてるんじゃないかと思った(まぁ確実にバカにしてるとは思うけど)

  • 編集者との打ち合わせなどはどのような形でしていましたか?
    主に電話

  • 編集者とのつきあいで思い出に残るエピソードがありましたら教えてください
    旨いものをいっぱい食わせてくれた

  • デビューの頃、良きライバルとか、語り合えるマンガ家さんはいましたか?
    いない

  • デビューの頃、マンガ家として成長していくために特に何かした事、勉強した事などはありますか?
    特にナシ

  • デビューの頃、マンガ家として特に何か悩んだ事などはありますか?
    思ってる事がうまく描けない(今でもそう)

  • デビュー作を今の自分が再評価すると100点満点中何点?
    100点

  • またその理由は?
    言いたい事が描けている

  • マンガ家としてデビューするために必要な事はなんだと思いますか?
    暗い青春時代

  • これからマンガ家を目指す人達になにか一言
    参考になりましたか?
 1997年ヤングマガジン増刊号赤BUTA(講談社)にてデビュー。
翌年、ヤングマガジン(講談社)において『おやすみなさい。』連載開始。 (現在、宙出版・ミッシィコミックスにて発売中)
 2001年、『コギャル寿司』で文藝春秋漫画賞受賞。
 近刊は『レッツ笹原』(FOX出版)、『小田原ドラゴンくえすと!』第1巻〜第2巻(小学館)。
 連載中の作品は以下の通り。 『ホスト一番星』[ビジネスジャンプ(集英社)] 『小田原ドラゴンくえすと!』[ヤングサンデー(小学館)] 『スリーナイツ』[ヤングマガジン(講談社)]。

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