プロとして活躍しているマンガ家さんたちもかつては新人さんだった(あたりまえだけど)。新人のマンガ家さんにとってデビューは良きにつけ悪しきにつけ、忘れられないターニング・ポイント。このコーナーでは、マンガ家さんのデビューの頃の話を質問形式で語ってもらいます。
【第78回目のゲスト/大羽隆廣】
【大羽隆廣先生への30の質問】
  • デビューはいつ頃ですか?
    19歳です

  • デビュー作のタイトルは?
    『フレンズ』

  • デビュー作の簡単なストーリーを教えてください
    不良ものです。

  • デビュー作でもっとも描きたかった事は?
    友情?

  • デビューした雑誌は?
    「マガジンFRESH」

  • どのような形でデビューしましたか?(マンガ賞受賞作、持ち込み作など)
    「週刊少年マガジン」の新人賞で佳作をいただいて、それが掲載されました

  • デビュー作はマンガを描き始めてどのくらい(期間)でしたか?
    3年目くらい

  • またそれは何作目ぐらいでしたか?
    10作目くらい

  • その頃の本業(学生、フリーターなど)はなんでしたか?
    バイトしてました

  • その頃は本気でマンガ家を目指していましたか?
    はい

  • もしマンガ家としてデビューしていなければどんな仕事につくつもりでしたか?
    考えてませんでした

  • マンガ家デビューの際の家族の反応はいかがでしたか?
    喜んでくれたような…

  • 目標としていたマンガ家さんがいたら教えてください
    目標というか、好きな作家さんは---安達哲先生、ハロルド作石先生、松本剛先生、
    新井英樹先生---などです

  • そのマンガ家さんのどこにひかれていましたか?
    みんな個性的なので

  • デビュー作の原稿料または賞金は何に使いましたか?
    カメラ買いました

  • デビューが決まった時の感想は?
    ほっとしました。なんせ10作目くらいだったので

  • デビュー作が実際に雑誌に掲載された時の感想は?
    自分だけ下手に見えました

  • デビュー前後でマンガに対する考えかたに変化はありましたか?
    自分の作品が人に見られるということ

  • デビューの頃、編集者と打ち合わせをどの程度していましたか?
    週一くらいでしょうか

  • その頃編集者との打ち合わせでためになった事は?
    他人の意見が聞けること

  • 逆に編集者との打ち合わせで苦労したのはどんなときですか?
    特にありません

  • 編集者との打ち合わせなどはどのような形でしていましたか?
    編集部の打ち合わせスペースで

  • 編集者とのつきあいで思い出に残るエピソードがありましたら教えてください
    最初の担当編集さんが、いつも編集部でオ○○ーしてたこと

  • デビューの頃、良きライバルとか、語り合えるマンガ家さんはいましたか?
    何人かいました

  • デビューの頃、マンガ家として成長していくために特に何かした事、勉強した事などはありますか?
    漫画、小説、映画など、たくさん読んだり観たりしました

  • デビューの頃、マンガ家として特に何か悩んだ事などはありますか?
    特にありません

  • デビュー作を今の自分が再評価すると100点満点中何点?
    25点

  • またその理由は?
    下手すぎて…

  • マンガ家としてデビューするために必要な事はなんだと思いますか?
    勘違い

  • これからマンガ家を目指す人達になにか一言
    必ず最後まで描ききりましょう

 広島県出身。勉強・スポーツが苦手だった子供時代、絵だけは周りから褒められてたことから、漠然と。そして、中学生くらいからリアルに漫画家を目指し始め、高校二年生で初投稿。19歳の時に投稿作『Friends』が「週刊少年マガジン」(講談社)新人漫画賞で佳作を受賞。これが同社「マガジンFRESH」に掲載されることになり、デビュー! ちなみに真島ヒロ先生は、同新人賞の同期。
 編集から勧められて上京し、井上正治先生のもとでアシスタントをしながら漫画修業。「別冊ヤングマガジン」などにも読み切りを載せ、着実に実力が増したところに、ついに初連載の話が。
 そして2008年、「週刊少年マガジン」で『スタンドバイミー』を連載! 続いて翌年には「マガジンSPECIAL」で『転校生』(原作/七三太朗)、初の講談社外の仕事となる『ハガワの異常な愛情』(芳文社「週刊漫画TIMES」)と、活躍の場を広げる。  今年8/16に、虫ブームの火付け役となる(ハズの)『ハガワの異常な愛情』が単行本化。今秋には、人気小説のコミカライズを連載予定。今後、ますます注目です……!
【大羽隆廣先生
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