【質問と解答】

Q:1)話を作る練習をするのに、16〜19Pの短編を幾つもつくってみようと思っています。ページ数が少ないので、捻らない単純な話から入ろうと思うのですが、それでも上達するでしょうか?

 2)以前から2〜5Pの超短編漫画を何十冊も描いてきました。その場の思い付きとか、何となく出て来た展開をバシバシ描いていて、捻りもなければまとまりも余り無い小話ばかりなんですが、それは何か意味があったでしょうか? 力になっているのか最近不安です。(今も続けています)

 3)上の超短編を切り離したりくっつけたりして16〜19Pの漫画を作るのは、上達には結び付きませんか?

 4)ある程度設定もキャラも出来上がった話からキャラ等を持って来て、短編練習に使うのはアリでしょうか? 新しいキャラやネタを使って練習する方が良いですか?

A:1)16Pでしたら、すでにストーリー漫画のページ数です。起承転結なり三幕構成なりのストーリー構成を考えましょう。

 2)どのようなものか実際に見てはいないのではっきりと判断できるわけではありませんが、単なるエピソードの断片ではネーム力の向上にはあまり役立っているとは思えません。ネタ集的としてならば、あるいは役立つことがあるかもしれません。

 3)エピソードをつないだり組み替えたりというのは、ネームを切る上でふつうにやってることです。ですからそのこと自体はいいのですが、キャラや設定が異なるエピソードやシーンをうまくつなぎ合わせるのか疑問です。それくらいなら、新作の設定に合わせて新たにエピソード作りをするほうがいいのではないでしょうか。

 4)自分のオリジナルキャラでしたらアリですね。他者の作品の既成キャラを使ったものではあまり練習にはなりません。
 とりあえずお答えはしたものの、あなたの作ってきた超短編漫画がどういうものか、どういう漫画を目指すのかがわからない以上、適切な回答はできかねます。


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